2008年12月17日
働きマン
ブログタイトルの説明で、自分の職業をどう書いたらいいか、ずっと考えていた。中国語では「在日系企業工作的台北上班族」だけど、日本語では「上班族」に対等することばは何だろう。
一般会社でデスクワークをする人は、中国語では「上班族」で総称される。「上班」は働く、勤務の意味で、「族」は属性を示すことば。「上班族」は働いている人のグループを指している。朝9時に出勤し、午後6時に退勤する(でも残業も多い);一定の給料をもらって、なんとか生計を立てる;不景気に応じるため、退勤しても語学 の勉強など、キャリアに役に立つレッスンを通う;職場は、仕事の実力より人間関係が大事で、争いが激しい世界...などなど。このような生活を送る人は「上班族」のカテゴリーに入るでしょう。
では、日本語の場合はどうかな?
サラリーマン?-確かに私は会社から給料をもらって生計を立てているけど、サラリーマンといったら、どうしてもスーツを着ている男性の姿が頭に浮かぶ。
ホワイトカラー?-なんかわざとブルーカラーと区別するみたい。別にそれを強調するつもりもないし...。
事務員?-うーん...。
会社員?-完全に「上班族」には対応しきれないけど、私の場合はこれが一番近いかな...。
台湾のgoogleで「上班族」を検索したら、最初に以下のタイトルが出た。
1.上班族聊天室(ネット友探しのサイト)
2.上班族投資理財(投資計画会社のサイト)
3.台北市上班族協會(台北市ホワイトカラーのための協会のサイト)
4.上班族酸甜記事(ある女性会社員のブログ)
これらを日本語に訳してみた。
1. A.サラリーマンチャットルーム (女性が入りづらいかも?)
B. サラリーマンOLチャットルーム (キャリアウーマンはだめか?)
C.会社員のためのチャットルーム (うーん...)
2. A.サラリーマン投資管理
B.会社員のための投資管理
3. A.台北市会社員協会 (でも、メンバーには教師、公務員もいる...)
B.台北市ホワイトカラー協会 (なんかニュアンスが微妙に違う気がする...)
4. A.OLの甘酸っぱい仕事日記(作者が女性だからね...でも、読者は女性だけではないし、文章はまじめにキャリアの将来について考える文もあるから、少しずれてる感じ)
B.キャリアウーマンの甘酸っぱい仕事日記 (でも、女性主義の文ではない)
C.会社員の甘酸っぱい仕事日記
一番適切日本語訳はこうなるのかな...。
上班族聊天室 → 会社員のためのチャットルーム
上班族投資理財 → 会社員のための投資管理
台北市上班族協會 → 台北市ホワイトカラー協会
上班族酸甜記事 → 会社員の甘酸っぱい仕事日記
やっぱり「会社員」が最も「上班族」の意味に近いようだ。でも、会社員は「上班族」のプロトタイプに過ぎない。「上班族」のより広い意味では、ホワイトカラー全体まで含むようだ。ただ、近年の経済状況が悪く、物価が高騰しているのに、「上班族」の給料がなかなか上がらないのが事実になっている。「上班族」はある意味で、お金がない、生活が苦しいというイメージが強まってきた。
よって、私は「台北在住の日系企業に勤めている台湾人一般社員」である...。
2008年12月15日
はじめ
台北での暮らしは2回目。
1回目の大学の4年は、毎日のほほんで過ごした。
仙台ののほほん学生生活が経ったあと、また台北に戻った。
慣れていたことは、ほとんど慣れないようになった。歩道、バスの乗り方、店員とのやり取り、街の通りかかる人の動き......。
台北が嫌いになった。(1回目も好きとはいえないけど...笑)
仙台生活が自分に合うからか?それとも毎日の仕事で疲れたせいか?或いは、実家の台中の暖かさが懐かしいか?
ずっと考えていた。
でも、台北を好きになりたい。そして、この街で感じたことを、このブログに書き込みたい。
よろしく!請多指教!
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